2016年
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白寿まで続く山道歩き行く 翁の背中我が道標
逢うことを許されぬなら夢の中 七夕の夜にひと目だけでも
迷い路を照らす五月晴れの笑顔 人生の節目で思い出す
昼下がり短歌談議に花が咲く 実は密かに仕事の活力
大切な人と抱きし同じ夢 数十年後の明日に向かって
澄み渡る空の青さとそよ風に背中を押され想い伝える
帆を揚げよ 仲間と共にいざ行かん 夢と希望と勇気を乗せて
あの人と一日ずれて夜の街 いるはずのない面影探す
逢いたくてでも逢えなくて切なくて 一人眺める上弦の月
数々の困難に負けず進むため 翁の言葉我が道標
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